研修の狙いと効果を語る 社内の対談をご紹介いたします。

現代の管理学Iコース

管理者の本質を浮き彫りにする9つのテーマ

現代の管理学Iコース

テーマと重点的な要素について

――「現代の管理学Ⅰコース」ではどのようなことを行うのでしょう。
元橋 「現代の管理学Ⅰコース」では「管理者の本質」というものを色々な角度から追及していきます。このコースでは9つのテーマに沿って一つ一つ掘り下げて、管理者の本質を追及していきます。そうすることで、抽象的であったものが浮き彫りにされ、具体的になってきます。
――9つのテーマがあるとおっしゃいましたが、具体的にどういったものでしょう。
元橋 まずは「目標の具体化」それから「クレーム処理」「顧客第一主義」「コミュニケーション」「仕事の与え方」「納期管理」「責任と責任感」「部下管理」そして「権限の科学」の9つです。

染野 具体的に申し上げますと、9つのテーマそれぞれについて知識の習得ならびに整理を行います。次に、テーマ毎にあるべき姿に対する、自部門及び自分の現状をキチンと捉えます。あるべき姿と現状の差が問題なわけです。

 つまり、自部門や自分自身の問題を明快に掴んで頂くわけです。「現代の管理学Ⅰコース」は問題発見セミナーと言われているゆえんです。
――9つのテーマのうち、特にこのテーマを重点的に学んで頂きたいというテーマはございますか。
染野 具体的に言うと「目標の具体化」「コミュニケーション」「責任と責任感」これは全ての管理者に共通して学んで頂きたいです。

講師 多くの受講者は「コミュニケーション」が重要と言われますが、やはり「目標にリンクしたコミュニケーション」でないと効果的に改善は進みません。

元橋 そうですね。「目標管理」があり、そのために「コミュニケーション」が必要で、それで「責任感」が出てくる。

染野 この先は、立場や経験に応じて必要な掘り下げをします。例えば「権限の科学」というテーマの場合、経験の浅い管理者よりも経験豊富な管理者の方が理解度が深く、より意味のあるものになります。また、部下がいない管理者に「部下管理」を行ってもピンとこない時があります。ただ、今いないからといって、この先ずっとそうかというと、そういうわけではありません。突然部下ができた時、どうしていいか分からない、では困りますから。従って、最終的にはこれら9つのテーマは管理者であれば最低限の必要なテーマであるわけです。

現代の管理学Iコース

研修の具体的な進め方

――具体的には、研修はどのように進めるのでしょうか。
講師 まず、講師から受講生にどんどん質問します。受講生は自ら考え、発表していく。その中で自ら気づいていくわけです。この方法を、私共では「会議式リーディング方式」と呼んでいます。

元橋 受講者の多くは、これら9つのテーマについて知識としては持っていても、深く掘り下げる機会がありませんので、本質までは触れていません。従って「現代の管理学Ⅰコース」を受講することにより、どんどん深く堀り下げて本質に到達することができます。こういうものを追求できるセミナーは、非常に具体的で面白いと思います。

 それから「思考力」と「表現力」や「発言力」を引き出せますので、それも一つの大きな効果です。9つのテーマを掘り下げることで、別の効果も出てくるわけです。

染野 全階層に共通する本質の追及ですから、これを企業様の研修で導入するにあたり、主任にはこれ、係長にはこれ、課長にはこれ、部長にはこれ、と研修テーマを変える必要はありません。全階層で共通認識を持つためにもこれは重要です。そして、本質を捉えた上で、今度は階層別にステップアップしていけばいいわけです。

「現代の管理学Ⅰ」コースの位置づけ

――このコースが全ての管理者のベースになっているコース、ということでしょうか。
元橋 たくさんある研修コースの中でも、管理者教育の入り口としてこの「現代の管理学Ⅰコース」を受講されて、ステップアップしていく。 その点においては、非常に基礎的なコースであるといえます。

染野 そう、その上で例えば「部下の動かし方を学ぶコース」があり「管理されている部や課の目標を達成しなければいけないということを学ぶコース」があるわけです。

 つまり、この「現代の管理学Ⅰコース」から先、人それぞれが向かう方向性が変わってくるのだと思います。
――そういう意味では、営業活動においては、やはり「現代の管理学 Ⅰ コース」からお勧めするのでしょうか。
越田 そうですね。まずは「現代の管理学 Ⅰ コース」からお勧めします。その受講が終わった後に、必ず自分自身の弱点が見えてきます。例えば、部下管理において自分に弱点があると気づかれた方であれば、次に「リーダーの条件コース」をお勧めしようと考えております。この「現代の管理学 Ⅰ コース」はそこの土台になる商品なので、最初に受講しなければならないコースとして位置づけています。

現代の管理学Iコース

コースの目的と期待されること

――それでは「現代の管理学Ⅰコース」の目的を具体的にいうとどのようになりますか。
元橋 このコースは、全ての方に通用する万能コースです。これから管理者を目指す方とか、管理者になったばかりの方は「マネジメント」を知りません。従って「マネジメント」とはこういうものだということが理解出来るようになります。
――実際に「現代の管理学Ⅰコース」を受講される方は、企業内で現在どのような役職や立場の方でしょう。
染野 管理者を目指している方から、現役の管理者まで、実に幅広い立場の方が受講されています。中でも特にどの階層に一番受講して欲しいかと聞かれたら、間違いなく経営者と言います。大企業の経営者は無理にしても中小企業の経営者だったら、まず経営者からこの「現代の管理学Ⅰコース」を受講して頂きたいと思っています。
――「現代の管理学Ⅰコース」を受講されている方の現状はどのような方でしょう。
講師 現状は、基本的には管理者とは名ばかりのプレイングだけが上手い人が結果的に上に上がって管理者になったという方がほとんどです。彼らは管理者になったものの、数字に追われて管理を行っている方はほとんどいらっしゃいません。それは勝ち組といわれる超大手の企業でも同じです。従って、ほんの2時間の研修でも「あっそうだったんですか」という話になります。それが今の日本の管理者の現状です。
――企業の派遣責任者様が、当コースを通じて学ばせたいことはどういったことだと思われますか。
元橋 派遣責任者様で大手企業の取締役の方は、過去、自分が参加した色々な研修の中で一番印象的だった研修がこの「現代の管理学Ⅰコース」だったのです。従って、部下の研修を選ぶ中からこのセミナーを受講されることになり、今では100人を越える管理者の方が受講されています。それは皆様が深く考えること、又、自分の考えを発信し合う体験をさせ共通認識を持たせたいからでしょう。

共通認識を持つことで、必要な情報が細部に届く

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実際の効果について

――次に、実際の効果についてお願いします。「現代の管理学Ⅰコース」を受講することで、このような効果があった、このように変わった、というようなお話やエピソードがあればお聞きしたいのですが。
染野 よくお聞きするのは、コミュニケーションが非常に良くなったということです。共通認識や共通言語を持つことで、管理者がそれぞれ違う捉え方をしていたものが統一され、コミュニケーションがスムーズに取れるようになるのです。

講師 ある企業様では、考え方・価値観が変わり、コミュニケーションが圧倒的に増えたという声を聞きました。これまでは言っても言わなくてもいいような不必要な情報が多く、それが弊害になっていたのですが、今では必要な情報が細部まで届きだしているそうです。

 そして、部長がなぜこのようなことを言っているのか、課長が早く理解できるようになった。部長も課長も、部下がなぜこんなことを言うのか理解できるようになった。共通認識があるおかげで、3回、5回と説明し、説得していたものが1回、2回で終わる。これは大幅な効率アップに繋がります。

染野 あと印象的な話では、研修が終わった後、急に改善提案をあげだしたという話です。今までは、改善に際して上からの指示で動いていた人達が、言われる前に自ら改善の提案をするようになったそうです。中には、社長に面と向かって改善提案をしてきたケースもあるらしいです。

 これは良い悪いは別にして、自らの会社・部門を良くしようと問題点を追求する姿勢としては決して悪くないと思います。表面的な部分ではなく、本質をつくようになり、そして本質をつけばつくほど具体的な問題点が見えてくる。その結果、より具体的な指摘ができるようになったわけです。

元橋 セミナーを受講することにより、頭の中では分かっていたつもりだった、この「つもり」が明快になります。分かっていた「つもり」が、実際にやってみると実は何もできていないことに気づいて、認識を深められて、大きな変化が確認できることです。
――越田主任、営業の立場から何か感じたことはありますか?
越田 ある企業様のお話ですが、そこは「現代の管理学Ⅰコース」のセミナーを受講する前までは、営業会社というものは売上を上げていれば自分の役職は上がると思っていた管理者の方がたくさんいらっしゃる会社だったのです。現にその会社は売上だけを見て、それで役職が上がっていっていたようなのですが、それでは部下が育たずに、若い社員の離職率が高かったそうです。それがこの「現代の管理学Ⅰコース」のセミナーを受講することで「コミュニケーション」と「部下管理」を学び、以前よりも部下と関わるようになりました。

 すると離職率が下がり、さらに会社の業績も上がっていったそうです。セミナー受講後に書いて頂いた感想文を拝見させて頂くと、正直、目新しい成果は書かれておりません。しかし、今まで理解したつもりでいた管理職としての職務が明確になり、自分が会社で何をすべきかが分かった、という声を実によく聞きます。このようなお声をお聞きすると、やはりどの階層の方でも受ける必要があるセミナーだと思い、自信を持って提案することができます。

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効果を維持させるために

――「現代の管理学Ⅰコース」を受講終了後、効果を維持させていくための秘訣はございますか。
元橋 それはもう継続しかないですね。

講師 2日3日でも、それはそれで効果はあります。しかし、3年、5年、10年先の会社のあるべき姿を見据えて行っていますから、そもそも費用対効果といって今月、今年の売上を上げるためならこのセミナーは必要ないわけです。従って2日3日の研修だと、非常にインパクトが強いといってもほんのデモンストレーション程度なのですよ。実際に成果が出るのはその会社、職種、業種、地域、環境に合わせて調整していった、長いスパンの先です。

染野 「現代の管理学Ⅰコース」だけで、年2回5年間行っている企業様もございます。

講師 私は12年間、毎月同じメンバーでやりました。その方が効果がありますから。全く変えずに、同じテーマでやるわけです。「現代の管理学Ⅰコース」 というのはそのようなコースなのです。また、最近のビジネスセクションの本を見ても、最新の マネジメント理論というものには、「現代の管理学Ⅰコース」の要素が入っています。
――マネジメントの根幹なんですね。どのような理論がでてきたとしても、掘り下げていくと結局は「現代の管理学Ⅰコース」の9つのテーマのどこかに必ずぶつかるということですね。
講師 「そうです。だから同じテーマで12年間できるわけです。

元橋 営業面で、この継続について何か聞いたことはありますか。

越田 ある企業様では、何度も係長クラスから部長クラスまで「目標とコミュニケーション」「責任感」というテーマで全く同じセミナーを行っています。すると、教育の共有を図ることで 共通認識が生まれたのか、コミュニケーションや理解度が3倍は良くなったそうです。皆様が同じことを共有しているので、指示・伝達時間が早くなったとか、上司が言っていること、部下が言っていることがお互いに分かるようになった、とも聞きました。現時点で効果的なものというか、具体的に数字がどう変わったというものはまだ出ておりませんが、教育によって確実に良い方向に向いているというお話は頂戴しています。

一般のセミナー手法との違い

元橋 セミナーというと、一般の方や知らない方は皆様スクール方式・レクチャー方式といったものを想像されます。従って、私共はお話しする時、まずはそことの違いを明確に出すことから入ります。このセミナーは一般のセミナーの手法とは全く違います、と。

染野 例えば、一般のセミナーでも、とりあえずリーディングは行っています。しかし、とりあえずのリーディングです。私共のリーディングは、まず聞いて、そこからさらに突っ込んで、それはなぜか、ということを聞いていきます。これを2度3度と繰り返すのは私共だけです。こういうところ一つとっても、他社のリーディングとは全然違うわけです。

講師 色々なセミナーを受講されてきた企業では、私共のセミナーを受けながら他のセミナーについて「あそこのセミナーはないよね」とおっしゃっていました。駄目だ駄目だの話ばかりで、建設的な話にならない。一方、うちの講師は駄目ならなぜ駄目なのか、どうすればいいのか、を一緒に考えてくれる。だから受講生もやる気が出る。基本スタンスが全く違うんですよね。減点講義ではなく、認めてプラスを伸ばしていこうという研修スタイルですので、モチベーションや効果が違ってきます。まずは教えるのではなくて、自分で考えさせる、つまりこれは「コーチング」です。

元橋 しかし、今「コーチング」という言葉が流行りすぎてしまって、なんとなく使いにくいところはあります。

講師 部下への技法のような感じに捉えられてしまうことがあるのです。一般論のコーチングは否定しちゃいけないというスタンスのために、部下に迎合してしまいがちなのです。その辺りが難しいところなんです。私共のコーチングは、 目標を達成するためのコーチングなのです。あくまで「目標達成」が絶対ですから。

染野 部下と仲良くなるためのコーチングではないということです。そして、この「現代の管理学Ⅰコース」は講師の力量が問われるコースなのです。従って、私共は全て社員の講師を使っています。

元橋 そうですね、重要ですね。これは私共の一番の特徴であり「講師の質」は最大の武器ですね。

染野 一般の教育会社というのは、ほとんど契約講師です。しかし、私共は全て社員、社内での特訓に次ぐ特訓を重ねた、そういった講師が担当する研修なのです。

元橋 全講師を社員とし、特定の指導ノウハウによって指導技術を均一化する。従って、誰がどこにいっても最高の研修ができるわけです。

――本日はありがとうございました。

【現代の管理学Ⅰ】
マネジメント研修で、マネージャーなどの管理職に不可欠な、人を動かす法則を身に付けていただきます。管理職研修・管理者教育を受けることで、問題意識・目的意識の向上、積極性・責任感の向上に繋がります。

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