在宅ワークが中心になり、中途採用者への研修が出来なくなったIT企業　社員数約2000名

コロナ前では、中途採用向け集合研修を月１回、１日研修を実施されていました。コロナ禍の影響で、社員ほぼ全員が在宅ワークとなり、集合研修の開催が難しくなり、「オンラインでできないか？」と相談を受けました。そこで、内容を精査し、ほぼ同じ内容でオンライン研修を提案しました。開始当初は「パソコン画面だと眠くなるのでは」、「通信環境が心配で、うまく接続できない場合の対処は」など心配されましたが、当社の研修が研修生に質問を繰り返す形式であるため、研修生のほとんどが「あっという間に研修が終わった」という感想をいただきました。通信環境も繋がらなくなるなどの大きな問題は起きませんでした。

家庭がある方に長期間の宿泊研修が難しいので、対応してほしい農協　社員数約600名

当初、管理職対象に静岡県で開催している宿泊型11日間コースに派遣されていましたが、「女性の管理職に11日間家庭を空けて研修に参加させることが難しい」というご相談がありました。そこで、できるだけ同じ内容で、短い期間、通学型の研修を企画し、ご提案しました。講師も現地に派遣することにより、研修生の移動時間の短縮、ご家庭にもできるだけ負担をかけることなく研修を開催することができました。それにより、「管理者が同じ意識を持つことにより、さらに組織強化につながりました」と感想をいただきました。

約100名の２年目新入社員に同時に研修をしてほしい不動産販売業　社員数約3600名

「昨年、コロナ禍で新入社員ができないまま１年がたってしまったので、今年の新入社員の研修とほぼ同じタイミングで、２年目社員全員に企業理念を浸透する内容の研修をしてほしい」という希望でした。そこで同時に講師10名をホテルに派遣し、企業理念を軸とした５日間研修をご提案し、実施しました。これにより、１年目、２年目新入社員に企業理念の浸透、特に２年目の社員の皆さんには先輩としての意識づけを行いました。これにより「２年目の社員の絆を強めることができた」と感想をいただきました。

研修を受けて、
会社が求めている管理者像が 見えた製造業　男性

漠然と課長を拝命され、職務についていたが、実際に「課長の仕事」とは何かわからないまま日々業務をこなしていた。

しかし研修を受けて、会社が「自分」、「課長」に何を期待しているかを具体的に知ることができた。

部下を育てること、部門を大きくするためには何をすればよいか、具体的な目標を見つけることができた。

質問を繰り返す研修システムだからこそ、
発言力向上だけでなく聴く力も身についたサービス業　女性

研修に参加する前は講義形式で、一方的に講師の話を聞くだけかと思っていましたが、実際の研修はそんなことはなく、常に講師から質問が繰り返されるため、一定の緊張感をもって参加することができました。

また、自分が発言する機会が多いだけでなく、他の研修生の考え方、価値観も学べる有意義な時間でした。