用語集
インシデントプロセス法
インシデントプロセス法とは問題解決力の向上などを目的とした事例演習の一つである。
ある出来事に対して、その背景や原因を明確にして分析し、解決策を探るプロセスのことである。
まず、事例提供者がインシデントを発表してから、参加者はその背景や原因について質問をすることで情報を収集する。
次いで、個々に情報を整理して問題点を見極め、解決案を描く。それから個々の解決案を出し合い、全体で検討するという流れになる。
各プロセスごとに制限時間内で考えて意見を出し合う手法であり、管理能力の開発・向上に役立つとされている。