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現代の日本企業において、女性社員の育成・戦力アップは重要課題の1つです。そのため多くの企業が女性社員研修に力を入れています。しかし結婚・出産で一時的に職場を離れる可能性があるなど、女性社員自身が中々キャリアデザインを明確に描くことができていません。1986 年に男女雇用機会均等法が施行されてから 30 年以上が経過し、女性の年齢階級別就業率は1980 年の 63%から 2015 年に 89%へと拡大しています。また2011 年には、政府は「社会のあらゆる分野において、2020 年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも 30%程度とする目標(「2020年 30%」の目標)」を掲げました。しかし管理職に占める女性の割合は期待されていたほど上昇していないのが現状です。
例えば女性の昇進意欲を左右する要因の1つに上司の影響の大きさが挙げられます。女性の昇進意欲を高める職場要因を分析すると、企業が実施する女性活躍推進や両立支援の効果としてはそれらの施策及び上司のマネジメントに対する認知を通じて、女性の昇進意欲が高まることが明らかになっています。また上司のマネジメントは女性活躍推進策やポジティブ・アクションの取り組みがなされている企業の方が、部下の女性の育成方針に前向きな傾向が確認されています。つまり、企業の女性活躍推進策は上司の部下育成に影響を与え、その部下育成のあり方が女性の昇進意欲を左右しています。また育休明けなどに活用が進む育児などを理由にした短時間正社員制度が定着する一方、短時間正社員制度を長期に利用することで、「迅速性」「緊急性」「チャレンジ性」「出張」という特徴を持つ業務は短時間勤務中の女性社員には任されないため、これらの業務を通じた能力開発機会を喪失し、正社員として求められる能力や経験を身に付けていくことが困難になる可能性が指摘されています。短時間正社員も女性が就業継続し、キャリアを形成し続ける形態の一つとして考えられます。いずれも、勤務時間や担当業務の制約があることから、意図的、意識的に幅広い能力を開発できるような多様な仕事、経験を積む必要があるでしょう。
企業による男女均等施策とワーク・ライフ・バランス施策は、そのどちらかだけでは不充分であり、両者が車の両輪のごとく女性社員のキャリア開発を推し進めます。育児休業制度や育児短時間勤務制度などのワーク・ライフ・バランス施策は、育児期の女性が働き続けることを可能にしますが、管理職昇進に必要なスキル、経験の開発には直接貢献しません。他方、仕事経験や教育研修の機会均等といった男女均等施策は、管理職昇進にはつながるものの、それだけでは育児期の女性の就業継続は難しいのが現実です。つまり、女性社員のキャリア開発は、「就業継続か、管理職登用か」とどちらか一方、あるいは一方ずつ段階的に実施するのではなく、均等施策も両立支援も同時並行に推進していく必要性があるのです。
管理職となるには幅広い業務経験を積めるようなローテーションは必要であり、ローテーションの対象となって経験を積みたいという傾向が女性新任管理職に見られます。男性社員と比べて女性社員は勤続年数が短く、上司からすると育成に力を入れても報われないという感覚がどうしても芽生えがちです。それゆえ暗黙的に男性社員が優先的に育成、処遇されるという状況が考えられますが、そこを見直し、育成や登用の均等施策を徹底することが、女性管理職を増やしていくことにつながるでしょう。また女性社員の管理職登用の前段問題として、管理職候補としての女性社員が少ないということが挙げられます。「女性社員が管理職に必要な要件・経験を満たしていない」、すなわちこれまで企業は管理職として登用する目線で女性社員を育成してこなかったという結果です。これは「困難な仕事を任せる」「成長につながる仕事につかせる」といった上司の部下育成の問題だけではありません。管理職に必要な要件・経験を満たすような配属・ローテーションをしたくても、女性社員がつけるような仕事、職種、地域などに制約(体力や勤務地の問題など)があり、女性社員が必要な要件・経験を積むのが難しいということが指摘されます。また、必要な要件・経験を満たす配属・ローテーションが、女性社員の妊娠・出産・育児の時期と重なったり、その直前で退職してしまうというタイミングの問題もある。結果として管理職に必要な「仕事の経験値」に男女格差が広がり、女性社員が管理職候補から漏れてしまっているのです。
このような状況に置かれる女性社員に「もし一度職場を離れることになっても、長く働き続けたい!」「リーダーに挑戦したい!」と思わせるためには、研修を受けされることも1つの方法です。社員教育研究所では、女性管理職の育成研修の事例も数多くございます。また接遇研修等、マナーに特化した研修なども実施しています。多様なラインナップからニーズに合った研修をお選びください。

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