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社員教育研究所では小中学生のお子様の成長をサポートする合宿プログラムを手がけております。中でもお子様のしつけ・勉強をテーマとした一生懸命学校は長年好評を頂いているコースです。しつけというのは、一般に大人の側からの働きかけを指すのが普通です。しかし親の視点からだけではなく、しつけをされる子どもの視点からも考えてみるとき、しつけというものが、子どもの発達においては無理な要求を子どもに押し付けてしまう場合も考えられます。親は、わが子が社会の一員として適応したふるまいをし、他人に迷惑をかけないでいてほしいという願いから、子どもに無理を押し付けている場合があります。親であれば、わが子が社会にきちんと適応していってほしいと願うのは当然です。しかし周りの目や雑多な情報を気にするあまり、厳しすぎたり、逆に、甘やかしすぎたりでなかなかうまくいかないものです。
しつけを広辞苑で引くと「仕付」という項に次の四つの定義が書かれています。①しつけること。②田植、植え付け。③礼儀・作法を教え習わすこと。訓練、躾。④新調の仕立てがくるわぬように、糸で縁をあらく縫っておくこと。いずれも曲がらないように前もって準備するというニュアンスは共通しています。「しつけ」と言うときには、普通は③の意味で使っていると思われる方が多いと思います。しかししつけとは、もともと「着物を仕付る」という④の意味と結びついて根をおろしてきているのではないかと推測しています。仕付糸は着物が縫い上がるとはずされ、不要になります。はじめは要所要所をおさえていた糸が、やがては、「不要になる」「はずされる」ということを前提にしているところが大切なのです。
親がはじめは要所要所で外側から枠組みを与え、行為や生活習慣を形作っておいても、やがて外からの規制が不要になり、「しつけ糸」なしに、自分の力でそのような行為や習慣を生み出してゆけるようになることが望ましいのです。
こう考えるとしつけにおいての目標は、他律から自律へ子ども自身が発達していくのを大人が援助することにあると考えられます。何をしつけるかはそれぞれの家庭の考え方があるものと思います。人に迷惑をかけないようにふるまうことを大事と考えるのか、思いやりの心を第一にするのか、それとも他人から後ろ指を指されないようにしたいのか。何をしつけようとするかは、子どもの年齢により、また親や家族の価値観により変わっていくものでしょう。何を選びとるにしても、大事なのは、いずれ子どもが自分自身で考え、判断して、自ら行動できるようになる日に備え、親が援助し、やがてその援助の手を少しずつ減らしていくということなのではないでしょうか。親はどうしても社会への適応がうまくいくかどうか、他人に後ろ指をさされないようにふるまえるかという観点でしつけをとらえがちです。しかし、社会への適応の成功、失敗という結果だけからしつけをみていくのは、大人中心主義の形式的なしつけ論に終わってしまいます。しつけは子どもの自律を助け、子どもの生き方の価値観のモデルでなくてはなりません。子どもの生活世界の拡大に伴い、子どもに対する親の期待や、価値観を押し付ける親も増えてきます。権威主義的な「押し付け」は子どもにとって圧力になり、自律性−−自分で判断したり、行動したり−−を阻んでしまいます。親は、あくまでもお子さんの主体性を大切に、子どもの自律への歩みに寄り添い、助けてあげることが大切です。
50年以上の歴史を持つ研修会社・社員教育研究所の夏合宿、一生懸命学校ではこのしつけに11日間真正面から取り組みます。学年は小学校5年生~中学生対象、全国各地より子どもたちが集結いたします。富士山のふもと、日常生活から離れた環境にて専任講師がお子様と真剣に向き合い、お子様にいずれ社会で自立するために必要な自己管理能力を身に付けていただきます。小さなことですが決められた集合時間を守ること、宿泊期間中の布団の上げ下ろしも、お子さまに自ら取り組んでいただきます。カリキュラムに組み込まれている勉強もその1つです。お子様が苦手としている1科目(小学生は算数※一部国語も、中学生は数学or英語)に11日間集中して取り組むことにより、「できそうにない」と思っていることに挑戦する心を育み、物事を前向きに捉える姿勢を養います。そして最終的には不得意科目の克服による自信が、成績向上のみならず学校での日常生活へのやる気へも繋がります。(※尚、取り組む教材は復習メインのワークとなります。合宿中は個別授業で各個人のレベルに合ったワークを解いていきます。個別指導のため受験生への応対も可能です。教材費は参加費に含まれます。)またチームワークの醸成にも力を入れており、リーダーを任命し、子供たち同士が協力して取り組むカリキュラムも取り入れております。そのため初日には合宿参加を嫌がっていたお子様が、最後には仲間たちと離れがたく涙するといったシーンもよく見受けられます。お子様にとって忘れられない充実・興奮・感動に満ちた有意義な11日間になること間違いないでしょう。
また一生懸命学校とは別に5日間の富士山寺子屋学校というコースもございます。こちらのコースは科学実験、日本の伝統文化、豊かな自然の中で野外活動、昼食時にはご当地ならではの食事体験等をテーマにしたアクティビティを取り入れており、普段学校の教室内では中々できない体験が出来ることが特徴です。また英会話に特化した国内英語キッズキャンプ、ユースサマーキャンプも夏には開催を予定しております。こちらのコース内容は外国人講師と共に英語を使いながら様々なアクティビティに取り組むことで、終了時には「英語っておもしろい!」と英語への興味・関心を高めることが出来ます。小学生から高校生が対象となっており英語初期教育及英語への苦手意識克服にもおすすめのコースです。
小中学生向けコースの開催時期は夏休み・冬休み・春休みの長期休暇期間です。部活・クラブ活動の合宿とスケジュールが被っている場合は参加日の調整相談も承っております。また状況に応じて学校から出された宿題などの課題にも一緒に取り組ませていただきます。尚、年齢以外の参加資格制限は特にはございません。そのため学校では不登校、内気な子なので心配…といったお子様の参加ご相談・質問も承っております。座学学習メインの進学塾やエリート養成スクールとはまた異なった合宿方法で、お子様にとって一生忘れられない経験をさせませんか?まずはお気軽にお問い合わせください。