社員研修依頼先の選び方

カテゴリ:一般社員研修ビジネスマナー研修

2016年3月26日(土)

社員研修依頼先の選び方

「研修」という単語を聞くと、みなさんはどのようなイメージを抱くでしょうか?多くの人にとってそれは楽しいイメージというよりも、大変で骨の折れることというイメージがあるかもしれません。

しかし実際には、どんな研修も楽しくて充実したものにできる余地があるものです。多くの企業が、研修や教育の価値を認識して様々な研修を社員に対して実施しています。会社によっては、泊まりがけの研修やかなり長い期間に及ぶ研修を実施しているところもあると思います。

こうした研修は、自社の研修スタッフや上司、先輩がおこなう種類の研修と、社外の専門の企業に社員研修の実施を依頼するケースがあります。どちらもメリット、デメリットがありますが、とりわけ他の専門企業に社員研修依頼をする場合は、その選び方に細心の注意を払う必要があるでしょう。もし選び方を間違えると、時間や費用が無駄になるだけでなく、自社の社員たちの成長やその後の仕事のクオリティにも影響があるかもしれません。

「専門性」で選ぶ

研修をしようと思う場合、単に自社の仕事に慣れた人間がそれを新人や後輩に伝授するだけであれば、なにも外部の会社に研修依頼をする必要はありません。わざわざ外部の企業に依頼するということは、多くの場合、自社スタッフでは提供できない専門的な知識を、研修を通じて教えてくれることを期待しているのでしょう。もちろん企業で行われる研修ですので、研修を受ける側もすでにその分野で仕事をしている人ばかりです。

ですから、仕事未経験の学生に教えるのとは違いますので、研修依頼先の企業が、自社の職種、技術、分野に通じているかどうかは重要なファクターとなってきます。専門性がついてこない通り一辺の研修であれば、良い成果は期待できないからです。外部の企業に依頼する場合は、自社の仕事の分野の専門性を満たすことができるか見極めましょう。

「講師」で選ぶ

せっかくのよい研修プロジェクトも、実際に教える講師の質が低ければ充実した時間とはならないでしょう。社員研修を専門におこなっている企業やチームであれば、かなり質の高い講師を揃えていることが期待できます。

社外に研修依頼をする場合は、どんな講師が壇上に立つことになるのか事前にしっかりと調べておきましょう。また、逆にどのような講師を希望したいかを伝えることも必要かもしれません。

「企画力」で選ぶ

研修依頼先の企業は多種多様な研修を開いていて、研修全体を企画するノウハウをしっかりと持っている企業にすべきです。多くの場合そうした企業は、ある程度決まった型を持っているはずですが、その都度自社の要望を聞いて付加的なカリキュラムを組むなど、柔軟な対応ができる会社を選ぶほうが良いでしょう。

今回の研修で具体的になにを成し遂げたいのかをこちら側からしっかり説明できなければ、一般的な話に終始してしまう研修になるかもしれません。

研修依頼先企業に協力する

一つの研修が本当に社員たちを鼓舞し、やる気を起こさせるものとなるかどうかは、研修依頼先のクオリティだけでなく、研修を依頼するこちら側がどのくらい研修依頼先企業に協力するかが鍵となってきます。ともすれば費用を出して、慣れている講師たちに任せっぱなしになってしまう傾向があるかもしれません。しかし、研修の主体はあくまでも自社であることを認識して、進んで研修依頼先の企業に協力することが大切です。

研修内容を精査する

実際に研修が行われたら、やりっぱなしにしておいては勿体ないでしょう。毎回の研修を俯瞰的に見る必要があり、その研修そのものと、実施してくれた企業を評価し、次回への試金石とすることが必要です。研修の企画自体は細部まで充実した、要望に沿ったものだったでしょうか?講師陣の教え方はわかりやすく実際的な益があるものでしたか?こうした点を十分に考えて研修を振り返ることにより、次回以降さらに充実した研修を開いていくことができるでしょう。

社員研修は会社の将来のための重要な投資です。しかもそれを自社スタッフでまかなうのではなく、社外の企業に費用を出し依頼するのであれば、かなり大きな投資と言えるでしょう。もし、自社の社員でも教えられる講師がいるとしても、外部から講師を招くことのメリットを考えて依頼することもあるかもしれません。単純に普段から接している上司やスタッフの話すことよりも、専門の講師として来た人の話すことのほうが集中して耳を傾けやすいということもあります。

まとめ

他の会社に研修を依頼し、講師を招くならば、社外の色々な情報や実例など、自分たちだけでは知りえない多くの知識や知恵を受けることができるかもしれません。一方で、こちらの社内の実情を十分に知っているわけではない人々に研修を任せるわけなので、不安もつきまといます。そのため、主体となる企業と研修を実際におこなう企業が十分に意思の疎通を図り、協力の精神をもって研修を成功させていくことが重要です。



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