1on1研修とは?身につけるべきスキル・目的・選び方まで
2024年1月29日(月)
マネジメント手法の1つ「1on1ミーティング」が一般的になりつつありますが、うまく機能していない例や現場で戸惑っている例も多くあります。その解決に役立つ、1on1ミーティングを適切に行うための研修が1on1研修です。
この記事では1on1研修について概略をまとめます。とくにポイントとなる以下の点について解説します。
- 1on1研修では、ミーティングの全体像や流れ・ポイント・必要となるスキルなどを学ぶ
- 1on1ミーティングでは、コーチングのスキルのほかティーチングスキル、ロジカルシンキングなどが上司に求められる
- 1on1ミーティングに関する上司の理解度や面談スキルに問題や不安がある場合は、1on1研修で解消を図ることが必要
- 1on1研修には集合型・オンライン研修・eラーニング・外部研修などの種類がある
- 研修選びは、形式・内容・実績・費用などから総合的に判断する
企業のご担当の方はぜひご一読いただき参考にしてみてください。
1on1研修とは
「1on1研修」とは、1on1ミーティングを行うために必要なスキルや認識を育てる研修です。1on1ミーティングは企業の人材育成に役立つものなので、1on1研修も自社の従業員の教育にプラスに働くことが期待できます。1on1研修は、ミーティングをリードする上司を対象に行われます。
そもそも1on1ミーティングとは
1on1研修について解説する前に、そもそも1on1ミーティングとはどのようなものか確認しておきましょう。1on1ミーティングとは、上司が部下と1対1で行う個人面談のことを指します。
1on1ミーティングは、評価が目的の面談ではありません。上司と部下のコミュニケーションや気づきによる部下の成長・モチベーション向上などが目的です。実施の頻度はケースバイケースですが、週に1回から月に1回程度の比較的高い頻度で定期的に行います。
導入企業が増えているマネジメント手法の1つで、一般的になりつつあります。
一般的な1on1ミーティングの流れ
上司から見た一般的な1on1ミーティングの流れを確認しましょう。
ミーティングの効果を高めるためには、事前の準備が必要です。ミーティング前には、部下に実施の告知とスケジュール設定を行い、前回の内容チェックなどの事前準備も済ませておきます。
ミーティングは基本的に上司は聴く側に回り、聞いておきたいことを質問したりして部下に話させる形で進めます。もちろん伝えておくべきことがあれば伝えます。
ミーティング後は、その日話した内容の記録と振り返りをしておきます。また日常的なコミュニケーションへの反映など、ふだんからの対応にもミーティングの内容を生かすことも大切です。
1on1ミーティングで上司に必要な面談スキル
1on1ミーティングで上司に必要とされる面談スキルについて解説します。具体的には、次のスキルが求められます。
- 傾聴力
- 承認・共感スキル
- 質問力
- フィードバックスキル
- ティーチングスキル
- ロジカルシンキング
自発的な気づきや成長を促すために、コーチングに必要となるスキルが重要となります。では、具体的に1つずつ見ていきましょう。
スキル|傾聴力
「傾聴力」は相手の話をよく聞くスキルです。よく聞くためには、相手が話している間に話を遮って中断したり自分の解釈・意見を押し付けたりしてはいけません。
とくに上司は傾聴力を意識的に鍛える必要があります。歳を重ねたり会社の中でのポジションが高くなって行ったりするにつれ、自分の話を聞かせる立場になり相手の話を聞く機会が減っていきます。そのため、聞く姿勢を忘れていることが多いからです。相手が部下ならなおさらです。
傾聴力は、コーチングで必要とされる3つのスキルの1つとされます。1on1ミーティングでは、指導よりも双方向のコミュニケーションや部下に話させることが重要です。そのため傾聴力は必須だと言えます。
スキル|承認・共感スキル
「承認スキル」「共感スキル」は、相手の話した内容を誤解なく認識し共感を示すスキルです。承認スキル・共感スキルをもって対応することは、部下の安心感につながります。
コーチングでは承認は存在を認める行為とされ、さらに細分化されます。厳密には、承認には共感や褒めることは含まれません。しかし1on1ミーティングにおいては、承認だけでなく共感・褒めるスキルを使う場面も多くあります。そのため共感スキルも鍛えておくことが必要だと言えるでしょう。
スキル|質問力
「質問力」は、適切な質問をするスキルです。よい質問は思考を深めるきっかけになります。そのほか、質問力は管理・育成のために確認したいことを聞き出すのにも役立ちます。とくに、1on1ミーティングでよく聞かれる上司の悩みの1つが「話すことがない」ということです。質問力はその解決につながります。
質問力もまたコーチングで必須のスキルです。1on1ミーティングでは、答えを教えるのではなく自分で気づかせるのが基本になります。そのため質問力は1on1ミーティングにおいて重要なスキルだと言えます。
スキル|フィードバックスキル
「フィードバックスキル」は、相手の状況や言動・結果について言葉で表現して伝えるスキルです。適切なフィードバックができると、相手は自分が気づいていないことに気付くことができます。
いいことも悪いことも伝える必要がありますが、フィードバックは適切な言い方で行うことが大切です。言い方によっては、パワハラまがいになったり相手が受け入れられなくなったりするからです。そのため、フィードバックスキルには適切な言葉を選ぶ能力も含まれると言えるでしょう。
さらにフィードバックの内容に対してどう感じたか、どのように改善していくかを話し合えるとより有意義になります。
スキル|ティーチングスキル
「ティーチングスキル」は、答えとなる知識や情報を教える「ティーチング」のスキルのことです。ティーチングは効率よく体系的に習得させられるメリットがある反面、自発性が損なわれたり受け身になりやすかったりする可能性もあります。
基本的に1on1では自分で気づかせるコーチングの手法が用いられますが、必要に応じてティーチングも使うことも必要です。たとえば新人で経験が浅い場合などは、ティーチングの方が効果的な場面もあります。自分で気づくために必要な知識や経験自体が不足しているからです。
スキル|ロジカルシンキング
「ロジカルシンキング」は筋道を立てて客観的に考えて、矛盾のない結論を出すスキルのことを言います。1on1ミーティングでは、部下の現状から問題点やその原因を発見して解決法を見い出すために役立ちます。ロジカルシンキングは正確な認識・判断のベースとなるもので、1on1に限らずあらゆる場面で非常に重要となるスキルです。
1on1研修で解決すべき問題点
1on1研修を行う場合、研修を通して以下のような問題点を解決する必要があります。
- 上司が目的・趣旨を理解していない
- 上司により面談スキルにバラつきがある
- 上司が面談に不安を感じている
- 部下が1on1をやめてほしいと感じている
上記の問題は1on1ミーティングの効果を下げる原因となるので、これらの問題が解決すれば1on1ミーティングが有益なものになります。問題点を意識して実施することで、より良い結果が得られるでしょう。
では、1つずつ見ていきます。
問題点|上司が目的・趣旨を理解していない
上司は1on1ミーティングをリードする立場にありますが、上司の側がミーティングの目的・趣旨を理解していないと本来の効果を得ることができません。
部下に気付かせなくてはならないのに一方的な指導を行ってしまったり、双方向のコミュニケーションを取るはずが上司だけが話してしまったりする可能性が高まります。あるいは評価のための面談やただの進捗確認になってしまうかもしれません。
1on1ミーティングは部下の自発的な気づきや成長を促すことが目的で、部下に話させて上司は聞き役に回るのが鉄則です。その点を理解させましょう。
問題点|上司により面談スキルにバラつきがある
上司の面談スキルにバラつきがあることは、自社の人材育成において好ましくありません。
部下の能力が同じだったとしても、上司の面談スキル次第で自力で成長できる部下・できない部下の差が生まれてしまいます。また上司・部下の間のコミュニケーションもうまくいかなくなるケースが発生し、信頼関係に問題が生じる場合もあります。
長期的には自社の評価や生産性を左右するほか、部下のモチベーションにも影響を与えるかもしれません。自社の業績を維持したり不公平感をなくしたりするために、上司の面談スキルの標準化が必要です。
問題点|上司が面談に不安を感じている
上司が面談に不安を感じているケースでも、1on1ミーティングが失敗する可能性が高まります。自分の面談スキルや認識が不足していることを自覚している場合などに起こります。
不安な状態で1on1ミーティングを行うと、上司の不安が部下に伝わってしまったり不信感を持たれてしまったりします。その結果お互いの関係性がぎくしゃくしてしまったり、指示系統に支障をきたす可能性もあります。
面談スキルを習得させたり1on1ミーティングの全体像を理解させたりして、上司の不安を解消しなくてはなりません。
問題点|部下が1on1をやめてほしいと感じている
部下の側が、1on1ミーティングを行う理由を理解できずムダ・無意味と感じていることもあります。残念ながらそのようなケースは少なくありません。
上司に問題があるせいで、それが部下にも悪影響を及ぼしてしまっているケースもあります。上記のように上司・部下の関係性が悪化したり信頼感を持てなくなっていたりする場合です。仕組みが機能していないケースもあります。
放置しておくと離職のリスクにもなりかねません。上司の認識やスキル、育成に生かす仕組みを改善するほか、状況に応じては1on1ミーティングの意義を改めて部下に周知することも必要です。
1on1研修の目的
1on1研修を行う目的としては、次のようなことが挙げられます。
- 上司の認識の統一
- 上司のスキルの標準化
- 部下の不満解消・モチベーション向上
- 部下のパフォーマンス向上
いずれも上記のような問題点を解決するための具体的な目的です。1つずつ見ていきましょう。
目的|上司の認識の統一
まず1つめの目的は、上司の間の認識を統一することです。
研修で1on1ミーティングの目的や意義を理解させると、上司の認識が統一されます。その結果、面談内容のバラつきをなくすことが可能です。さらに部下への対応のバラつきもなくなるでしょう。
こうして自社全体の1on1ミーティングの質が標準化・向上することにつながります。
目的|上司のスキルの標準化
上司の面談スキルの標準化も1on1研修の大きな目的の1つです。
一人ひとりの上司の面談スキルが標準化されると、部下の問題発見・解決などミーティングで得られる成果も底上げされます。ミーティング中の質問やミーティング自体の内容も品質が保たれるようになるでしょう。こうした改善の積み重ねが、自社全体の育成力の向上につながります。
その結果、ミーティングに関する認識の統一と同様に、自社全体の1on1ミーティングの質が標準化・向上します。
目的|部下の不満解消・モチベーション向上
部下の不満解消とモチベーションの向上も1on1研修の主要な目的の1つです。
1on1研修でコミュニケーションスキルを学ばせると、上司と部下のコミュニケーションが円滑になります。その結果、部下の中で上司への親近感や信頼感が醸成されるほか、不公平感や不満が解消されます。
さらにはメンタル面でモチベーションの向上がもたらされます。
目的|部下のパフォーマンス向上
1on1研修の目的として、部下のパフォーマンス向上も挙げられます。
1on1研修でミーティングの質を改善すれば、部下はスキルや知識を習得することが可能です。部下のスキルや知識が高まると、それに伴ってパフォーマンスやエンゲージメントも向上するでしょう。さらには、自社の生産性が高まることにつながっていきます。
1on1研修の一般的な内容
次に、1on1研修の一般的な内容について解説します。主なものとしては、以下のような内容が挙げられます。
- 1on1ミーティングの概要理解
- 1on1ミーティングの基本的な流れ
- 1on1ミーティングのポイント
- 1on1ミーティングに必要なスキル
- ロールプレイング
1つずつ見ていきましょう。
内容|1on1ミーティングの概要理解
まず、1on1ミーティングとはどのようなものか概要の理解を行います。具体的には、1on1ミーティングの特徴に加え、目的や意義・得られるメリットについての解説などです。また1on1ミーティングが求められる背景や変遷について解説することもあります。
全体像を把握・理解することは、自分がミーティングを行う立場になったときの助けになります。
内容|1on1ミーティングの基本的な流れ
次に挙げられるのは、1on1ミーティングの大まかな流れの確認です。ミーティング前の準備やミーティング後の確認事項なども含め、1on1ミーティングの全体像を把握します。そのほか、具体例を挙げながらミーティングで話す内容を学ぶ場合もあるでしょう。
ミーティングの流れを知ることで、実施の具体的なイメージを形作ることが可能です。
内容|1on1ミーティングのポイント
さらに1on1ミーティングでポイントとなる点の解説を行います。ミーティングの意義や目的に照らしながら、実際の面談中にどのような点に注意すべきかを学びます。
外部の研修会社を利用する場合は、それぞれの研修会社が持っている独自のノウハウが提供されるでしょう。ミーティングのポイントについての学習は、1on1研修の中心的な内容の1つだと言えます。
内容|1on1ミーティングに必要なスキル
1on1ミーティングを効果的に行うために必要となるスキルの解説も行います。どのようなスキルが必要か、なぜ必要となるのか、どのように使うのかなどを学びます。
面談で役立つ具体的なテクニックなどが提供されることもあるでしょう。短い時間の中でスキルを育てることは難しいかもしれませんが、研修会社ごとにスキルやテクニックの習得のためさまざまな工夫をしています。スキルの解説も1on1研修の中心となる内容です。
内容|ロールプレイング
研修の種類にもよりますが、グループ学習がある場合などはロールプレイングを行うこともあります。解説されたスキルを実際に使ってみることで、身につけることを目指します。
実践的な内容になるので、ミーティングの品質向上に効果的です。
1on1研修の種類
次に、1on1研修の種類についてまとめます。具体的には、次の形式・形態のいずれかで行われることが一般的です。
- 集合型研修
- オンライン研修
- eラーニング
- 外部研修に一般参加
それぞれの特徴について1つずつ見ていきましょう。
研修の種類|集合型研修
まず一般的な形態の1つとして、「集合型研修」があります。自社の会議室などで講義を受けるセミナー形式です。多くの場合講義中心の座学となりますが、ロールプレイングやグループ学習を組み合わせる場合もあります。
講義形式による集合型研修は、効率のよい知識習得に最適です。実施する側も大人数を一度に学習させられるほか、学ぶ側も体系的に知識を得ることができます。
場合によっては受講者が移動して受講場所に集まらなくてはならないため、交通費やスケジュール調整が必要となるのがデメリットです。
研修の種類|オンライン研修
「オンライン研修」は、Web会議ツールなどを使ってオンラインで講義を受ける方法です。ライブの講義を配信して受講するケースが一般的ですが、録画された講義を視聴する場合もあります。ライブであれば講師に質問することもできます。
参加者の移動が不要なため、スケジュールの調整がしやすいというメリットがあります。その反面、リアルの対面ではないためロールプレイングなどやりにくいというデメリットもあります。また自社で行う場合は、講義内容の準備に加えてカメラやマイクなど配信の準備も必要です。
研修の種類|eラーニング
「eラーニング」は、主に既存のサービスを利用してオンラインで各自学習する方法です。すでに用意されている動画で学ぶのが一般的で、時間や場所を合わせる必要がありません。
インターネット環境以外は制約がほとんどないため、受講者は空き時間を利用したり自分のペースで進めたりできるといったメリットがあります。逆に、仕組上質問しにくかったり意見交換しにくかったりするというデメリットもあります。
研修の種類|外部研修に一般参加
研修サービスを提供している会社が行っている社外の研修に参加する方法もあります。一般公開されている研修に赴いて参加するほか、自社に講師を招くことも可能です。
外部研修のメリットは、研修の準備を自社で行う必要がない点です。ただし、自社に合った内容の研修を選ばなくてはなりません。オンデマンド研修やカスタマイズ研修を用意している研修会社なら、自社に最適な内容の研修を用意してくれるので高い効果が期待できます。
1on1研修の選び方のポイント
1on1研修をどのような形で行うか、選び方のポイントについてまとめます。次の点を検討しましょう。
- 研修の形式
- 研修の内容
- 過去の実績
- 必要な費用
1つずつ見ていきましょう。
選び方のポイント|研修の形式
まず、自社に合った研修の形式を考えましょう。すでに見たように、セミナー形式・オンライン形式・eラーニングなどがあります。
とくにどの点を理解させたいか、強化したいかで自社に適した形式を選びます。たとえば質問力の向上が課題の場合、ロールプレイングを含む研修がおすすめです。学んだその場で実践してみることで習得しやすいからです。
そのほか、外部のサービスを利用するか自社で内製するかの選択肢も検討しなくてはなりません。自社にノウハウの蓄積がない限りは、外部のサービスが確実・妥当だと言えるでしょう。
選び方のポイント|研修の内容
研修の内容も方法選びの大きなポイントです。外部のサービスを利用する場合は、研修会社やコースによって力点はそれぞれ多少異なります。また自社の課題によっては、1on1に特化した内容でなくコーチングや上司としての意識向上などほかのマネジメント研修が適切な場合もあるでしょう。
さらに、内容やボリュームによって研修のスケジュールも変わります。1日で終わる場合もあれば、場合によっては数日かかるかもしれません。スケジュールだけでなく形式が変わる可能性もあります。実際の研修選びでは、完璧にフィットしていなかったとしても全体のバランスを見てメリットが多い研修に決めるのが現実的でしょう。
いずれにせよ、自社の課題を明確にして自社に適した内容か確認することが必要です。
選び方のポイント|過去の実績
絶対的な尺度ではなくあくまで目安ですが、過去の実績も参考になります。どのような企業に実施してきたか、どのぐらいの回数・企業数行ってきたかなど質問してみましょう。企業からの評価や得られた効果までわかると、より精度の高い判断ができます。
ただし新しい会社やコースだったとしても、逆に効果が得られる場合もあります。成果を上げるために熱心に対応してくれることもあるからです。担当者や講師を見てよさそうと思ったら、試してみてもよいでしょう。
選び方のポイント|必要な費用
研修の内容が大切なのはもちろんですが、いくらよい研修でも費用の条件が合わなければ現実的に利用できないでしょう。
中には無料のセミナーもあります。1on1ミーティングの基本をコンパクトに解説する内容も多く、足がかりとして概要を知るのに適しています。また近年は内容のバリエーションも豊富になってきており、自社に適した研修が見つかる可能性もあります。
有料の場合は、一般的な傾向としてeラーニングは1人数百円~数千円と最も安く、集合型のセミナーが同数万円ぐらいまでと最も高価です。ほかのポイントとのバランスを見ながら、適切な費用に収まるよう選びましょう。
社員教育研究所の1on1に役立つ研修
私ども「社員教育研究所」でも、1on1ミーティングに役立つ研修をご用意しています。いくつか簡単にご紹介いたします。
カスタマイズ研修
御社の研修目的に応じて、当社の講師を派遣します。もちろん1on1研修も可能です。御社の課題やご要望をお聞かせください。最適な研修プランのご提案、研修の実施、アフターフォロー研修まで承ります。
- 人数:1クラス14~15名
- 研修場所:御社ご指定施設
- 研修時間:1日から宿泊まで、御社のご希望に合わせて対応いたします。
管理者養成基礎コース
部門を担う管理者を数多く訓練してきた育成コースです。企業で求められる基礎能力を育成。管理者・リーダーの育成を目的としています。さまざまな訓練を通じて、1on1ミーティングに必要な表現力や論理性、協調性なども身につけることができます。
- 研修場所:管理者養成学校(静岡県富士宮市)
- 研修期間:13日間合宿
ハイブリッド・リーダー研修
ブレない信念を持った“カリスマ型リーダー”と多様な価値観を受け入れる“ファシリテーター型リーダー”のハイブリットを育成することが目的のコースです。1on1ミーティングで必要となる部下への積極的成長支援ができるようになります。
- 研修場所:全国各地
- 研修期間:3日間合宿
現代の管理学
目標達成に必要となる能力や責任感などが身につく研修です。1on1ミーティングにも、部下との関係を構築するコミュニケーションスキルや管理職としての部下のマネジメントなどが役立ちます。合宿コースと通学コースをご用意しています。
- 研修場所:日本全国(合宿)、東京・大阪(通学)
- 研修期間:2日間(合宿・通学共通)
リーダーの条件
マネージャースキルをトレーニングし、リーダーとして自覚を強化する自己啓発セミナー、リーダーシップセミナー・研修です。1on1ミーティングに直結する内容としては、部下のやる気を高めるコミュニケーションや仕事の与え方、誉め方・注意の仕方などを学びます。
- 研修場所:全国各地
- 研修期間:3日間合宿
1on1研修で効果的な1on1ミーティングを
1on1研修を行うことで、上司のスキルによるミーティングのバラつきがなくなり部下の不公平感も解消します。さらにはモチベーションやエンゲージメントもアップし、生産性向上なども期待できます。御社を活性化する1on1ミーティングを行えるようになるためにも、ぜひ御社に適した1on1研修を実施してみてください。
当社にそのお手伝いができるようでしたら、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
この記事の監修者
株式会社社員教育研究所 編集部
1967年に設立した老舗の社員研修会社。自社で研修施設も保有し、新入社員から経営者まで50年以上教育を行ってきた実績がある。30万以上の修了生を輩出している管理者養成基礎コースは2021年3月に1000期を迎え、今もなお愛され続けている。この他にも様々なお客様からのご要望にお応えできるよう、オンライン研修やカスタマイズ研修、英会話、子供の教育など様々な形で研修を展開している。