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「馬を水辺に連れていくことはできても水を飲ませることはできない」というイギリスのことわざがあります。これを人材育成にあてはめれば、会社は社員に教育研修の機会を与えることはできても、それを活かすかどうかは本人次第ということです。そのような資質を持った社員になってもらうためにはヒューマンスキルの強化が欠かせません。ましてや自らの成長のみならず、チームメンバーの育成、さらには仕事の成果・結果が求められる管理職にはその資質が必要不可欠です。管理職は常日頃、企業・部門の課題解決のため、目標達成・組織マネジメント・部下育成とやるべきことは尽きません。しかし多くの管理職はただ日々の仕事に取り組むばかり。部下とのコミュニケーションも不十分です。仕事の基礎知識はあっても組織運営のノウハウや、目標設定のための状況把握方法、業績向上のためにチーム全体で描くべきビジョン等、そもそもリーダーとして必要な能力・ニーズを理解していないのです。

階層別研修を得意とする研修会社・社員教育研究所の管理者向け研修サービスは、そんな管理者候補・現任管理職を経営視点をも持った優秀な人材へと変貌させる研修内容にて構成されています。主な参加者は企業の課長クラスの方々。他にも役員・部長・主任・マネージャーと部下を持つ多くの管理職の方々が受講されています。研修実績は30年以上、多くの企業様から高い評価を頂いております。ご派遣頂いた人材をマネジメントの基本からじっくり取り組み、論理的思考能力が高く表現力豊かな、組織をパワーアップさせる人材を育て上げます。研修日程は3日間など短期間のものから、約2週間の長期間研修まで取り揃えております。特におすすめしたいのが管理者養成学校開校当時から開催されている管理者養成基礎コース(通称:地獄の訓練)です。こちらの研修ではテキスト資料はほぼ使用しません。管理職に必要なスキルを実践ワークを通じて体得していただきます。
その研修の最終的な目標としては①リーダーのあるべき姿を自ら身をもって示し、自分自身を信頼されるリーダーに変革していくこと②これまでの価値観を一新し、見違えるような行動力で人を導き、動かせるようになる③様々なやり方・考えに接し、今までの自分のやり方・考えの狭さ・浅さ・誤りに気付く④管理者が自ら考え、その考えを主張することにより自主性・独創性を強化する⑤示唆に富むスピーチを理論的に組み立て、堂々と人前で話し部下を説得できるようになる、以上5つが挙げられます。
主な研修テーマとしていくつか項目を挙げますと、1つ目に管理者の条件訓練が挙げられます。この訓練ではリーダーとは何か、動機づけをすることが目的です。参加者同士で管理者のあるべき姿について考え、意見を出し合いディスカッションを通じ、管理職がなすべき任務を明確にします。そして最終的には一般社員の発想を捨てて、上に立つ者としての考え方を身に付けることが目標です。
続いて2つ目は共感論争訓練です。管理者としての論理的思考力を育てることを目的とします。職場で起こりうる生々しい事例について、管理者としてどう考え、行動すべきか。他の参加者の反対意見にも耳を傾けながら、自分の考えを論理的に組み立て伝え、相手を説得して共感を得る力を養います。
3つ目は素読訓練です。上に立つ者の精神の確立を促すことを目的としており、管理者とはどうあるべきか、その心のあり方をつづった内容の文章が教材となっています。その文章を声に出して読む際の、発声方法・間の取り方等、説得力のある話し方のポイントを掴みます。そしてその文章内容から上に立つ者の精神を修得します。
以上3つの訓練の他にも、当社独自の5段階分析法にて説得力あるスピーチ力を養成するスピーチ養成訓練や、社会人として出来ていると思い込みがちである礼儀・ビジネスマナーについても、改めて礼儀とは何なのか、なぜ必要なのかをディスカッション・講師の解説を通じ掘り下げ、管理職としての礼儀を身に付けます。その他具体的な研修項目は管理者養成基礎コースの詳細ページをご確認ください。
また管理者養成基礎コースの特徴はまずは小グループでの研修であることです。1グループ最大14名に対し担当講師は2名の少人数制指導にて、正確で適切なマンツーマン指導が行える体制を整えております。そのため集合研修でありながら受講者ひとりひとりの状況を正確に把握し、時間をかけてマネジメントスキルの向上を支援することができます。のそして少人数制である利点として見逃さない徹底した指導を行うことが可能です。普段職場ではなかなか本人に直接伝えることが出来ないような欠点も、訓練の中ではあえて本人のために厳しく指導し、改善を図ることが出来る様に促します。その指導は徹底的な反復訓練を交えながら実施します。出来ないことは出来る様になるまで何度も何度も繰り返し訓練の中で練習します。この反復訓練が身につくことにより会社に戻ってからも研修効果が長く持続します。また意識面では管理される側の社員の発想を捨て、上に立つ者への意識改革を求めます。管理者としてどうあるべきか、指導力・統率力・責任感を再認識することにより、会社の将来を担っていくという管理者意識を根底に植え付けます。訓練中には講師からただ教わるだけでなく、講師とは異なる立場の専任審査員による審査制度があります。審査項目全てに合格して初めて訓練修了となります。目標を成し遂げることから大きな達成感を得られ、今後管理職として務めあげていく自信につながります。
もし最終日までに審査項目を全てクリア出来なかった場合には、最大3日間の補講制度が用意されています。補講となるとマイナスなイメージもあるかと思いますが、期日が来たら終わりという訳ではなく、最後までやり遂げることにより得られる達成感・自信は今後のビジネスライフの礎になることでしょう。講師も責任をもって最後まで指導させていただきます。
管理者養成基礎コースは静岡県の管理者養成学校での開催となりますが、その他の管理職対象研修は東京・大阪などの主要都市を始めとした全国各地にて開催しております。昨今の働き方改革などトレンドにも準じた管理職研修や、各種労務管理・ハラスメント対策も含めた研修も開催しており、おかげさまで人気を博しております。また講師派遣形式での管理職研修も実施しております(費用応相談)。お試し参加可能な公開特別セミナーも開催しておりますので検討材料としてくださいませ。まずはお気軽に営業担当までご相談くださいませ。弊社研修ラインナップよりお客様のニーズに合致した研修を設計・立案し、フィードバックいたします。

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