女性が管理職を目指すために

カテゴリ:マネジメント

2019年2月2日(土)

女性が管理職を目指すために

同じ管理職というポジションでも、男性と女性では、意識すべきポイントが異なります。男女平等が叫ばれる昨今の社会ですが、性別や性質が異なるため、女性ならではの視点や受け取られ方もないがしろにはできないのです。女性が管理職を目指すには、どのようなポイントを意識すべきかご紹介します。

管理職への期待

女性管理職だからこそ求められる点と比較するため、まずは管理職への期待を考えていきましょう。

管理職とは、その名の通り人材や業務、部署を管理するポジションです。やはり管理される側の社員と比べ、求められるレベルは高くなります。そもそも一般社員と同等であれば、まとめる側には立てないでしょう。しかし、報酬ややりがいが高まるのも特徴といえます。

そんな管理職が求められるのは、まず業務のマネジメントです。自分がまとめるチームで業務に臨み、そしてノルマや目標に達するような成果を上げなければなりません。ただ指示通りに仕事をするのではなく、自分で成果を築かなければならない、そんな特別さが伴います。

そしてもうひとつは、人材マネジメントです。人間関係をまとめることはもちろん、戦力たる人材に育て上げることもまた欠かせない仕事です。これらを遂行できてこそ管理職といえるでしょう。

女性管理職への期待

女性であっても、やはり前述のものは必須の基本スキルといえます。さらに、それに加え期待されるものに、女性ならではの資質が挙げられます。男女平等といえ、やはり男性と女性では性質が異なります。それにより、女性ならではの特異な能力というものもでてくるのです。

代表的なスキルには、メンバー同士の連携を高めて何かを作り出すことが挙げられます。一般的に、男性は縦の人間関係、女性は横の人間関係の構築が得意といわれています。そのため女性管理職は、上下の関係性におけるコントロールより、協調を活かして取り組む業務が向いている傾向にあると考えられているのです。

特に、女性比率の多いチームで手腕が活きてくることでしょう。もちろん、男性がいる、さらには男性が多いチームであっても同様のレベルの仕事を遂行しなければならないのですが。いずれにおいても、女性ならではの協調性は期待されるポイントと考えておいてください。

男性目線の考え方も意識しよう

男性でも女性でも、異性の考えることは少し分かりにくく感じるものです。同じ人間であるにもかかわらず、性別が異なるだけで思考回路にも違いはみられるものです。女性と同じ視点で考えていると、男性メンバーとのすれ違いが生じてしまうかもしれません。

たとえば、理解のできない反応をされてしまう、指示した通りに行動してくれないといった具合です。女性の当たり前が通じないというケースも十分考えられるのです。それは個人差に留まらない大きな違いとさえいわれています。

主には、男性は成果を求め、女性は調和を重んじる、男性は「できない」と言えないが女性は言える、などの違いがみられます。しかし、だからといって諦めてはいけません。上司の立場であるとはいえ、理解する努力もするようにしましょう。

メンバー全体と対話する意識をもつ

管理職という上司のポジションとはいえ、見下すようなスタンスでいることは理想的といえません。メンバーとは、常に対話する意識をもちましょう。特に女性の場合、協調の力を求められた上で配属されていることも多いので、その意識は重要ではないでしょうか。

対話のコツとしては、たとえば部下の希望を知ることです。誰もに共通することには、気付いてもらいたい、認めてもらいたいという点が挙げられます。いわゆる、承認欲求が常に伴っているのです。発言や表情、空気などを察知して、できる限り気持ちに応えられるとよいでしょう。具体的には、変化や成長に気づき、相手に伝えるといった作業です。

能力を引き出せてこその管理職

管理職は、ただメンバーと円滑にコミュニケーションをとるだけが仕事ではありません。メンバー個々の特性を見抜き、能力として引き出せてこそ優秀な管理職といえます。そのため、能力を引き出すための対話も忘れてはなりません。

単純に表現すると、次のような作業となってきます。

・ほめる

・叱る

・教える

・聞く

ほめることで伸びるシーンがあれば、叱る必要が伴うケースもあるでしょう。これらの状況を見て判断することはとても大変です。特に叱るという行為には、大きなエネルギーが必要となります。女性ならではの協調性を駆使して、うまく気持ちを伝えることが大切でしょう。

また、仕事を教えることのほか、メンバーの主張を聞き入れることもまたポイントとなってきます。フィードバックしたものをアウトプットし、管理職に聞いてもらう、この一連の流れだけでも、承認欲求ややる気に繋がるものです。こちらもまた、女性ならではのコミュニケーション能力が駆使できると何よりでしょう。

女性でも積極的に管理職を目指せる

古い考えをもつ人は、管理職=男性というメージが先行しがちかもしれません。しかし柔軟な考えをもつ会社も増えている昨今、女性管理職も決して少なくありません。女性だからこそ求められている部分を理解し、女性ならではのスキルを活かして活躍できるならば、 成果とやりがいが期待できることでしょう。



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