ユニークでおもしろい新入社員研修をご紹介します!

カテゴリ:新入社員研修

2019年10月18日(金)

ユニークでおもしろい新入社員研修をご紹介します!

新人を慣れさせるために欠かせないものと言えば…

企業の新人教育にはさまざまなプログラムがあります。もちろん業種によって専門性の強いものもありますが、コミュニケーションの形成や人間力を身につけることを目的とした研修には、ユニークなプログラムもあります。今回はちょっと変わった、そして参加者の自主性を育てる取り組みを紹介します。

毎年4月になると新たに新社会人が企業に入社してきます。即戦力として期待されている人材もいれば、その一方でじっくりと育成すべき人材もいるでしょう。いずれにせよ、どんな人材でも新たな環境ですぐに実力が発揮されるわけではありません。仕事の内容を理解させ、同時に先輩や同僚とのスムーズにコミュニケーションを取れるようにしなければいけないでしょう。

そのために各社で実施されているのが「研修」です。仕事に関連する作業を盛り込みながら新卒社員にレクチャーしたり、ゲームなどを通して楽しみながらコミュニケーションを深めたりと、内容もさまざまです。そんな中から今回は各社で実際に行われているユニークな試みを紹介しましょう。これからどうやって新人を迎えよう、と悩んでいる方はぜひ参照してみてください。

漫才を通して仕事のスキルを高める!?

まず紹介するのが社員に漫才をしてもらう研修です。新人の社員同士がコンビを組み、プロの放送作家による講義を聴いたり、お笑いコンビなどのDVDを見たりしながら、本格的に漫才に取り組みます。脚本を練り練習した漫才は社員一同に披露され、優秀なコンビには報奨金が出るという仕組みです。お笑い好きの社長が企画したそうですが、ほかではなかなかない取り組みと言えるでしょう。

この取り組みは、一見して仕事となんの関連もないように見えるかもしれません。しかし、漫才に必要とされる要素とは何かを考えれば、実は仕事にも活かせるものだとわかるはずです。まず漫才においては話芸が必要になります。単に話がうまくなるというだけでなく、どういう呼吸でツッコミを入れればよいか、どういった話をすれば人は笑ってくれるか、などを学ばなくてはいけません。こうして話芸を身に付けることが、営業などのコミュニケーションスキルとなるでしょう。

また、漫才の台本を作ることで計画力が身に付く側面も見逃せません。どういう漫才をするかにもよりますが、やはり起承転結のある内容がほとんどでしょう。まず観客の興味を惹くための起点の話題を盛り込み、どんどん笑いを起こすためのネタも仕込みつつ、すんなりと話を終わらせるためのオチも用意しなくてはいけません。こうした構成能力が身に付けば、商品や企画のプレゼンテーション能力もアップするでしょう。こうして、楽しみながら仕事に欠かせないスキルが身に付くという意味で、漫才はうってつけの題材なのです。

保育園に出張 !?

続いて紹介するのは保育園に出向き、保育士さんの仕事を体験するという研修です。家族向けのサービスを展開する企業にとって、いかにうまく子供の相手ができるかという視点は欠かせません。たとえば家族連れの客が来たとして、両親が商品の説明を受けている間、子供たちは手持ち無沙汰で退屈してしまうでしょう。そんなときに他の社員が子供の相手をしていれば、親御さんからの印象もよくなります。そういう意味で保育士の仕事を体験する研修は有意義なものなのです。

実際の研修内容は、文字通り保育士さんの業務を任されることになります。園児たちと遊んだり勉強することはもちろん、お昼寝の時間に子供を寝かしつけたり、掃除をしたりしなくてはいけません。こうして子供を間近で見守りつつ、どうすれば子供は喜ぶのかを学ぶことで、将来の仕事に活かされるようになるのです。

将来の人材を育成するための授業!

近年はどの企業も人手不足に悩んでいます。会社側に問題がある場合もありますが、同時に企業の求めるスキルを持っていない学生が多いということも考えられるでしょう。そこで、教育の段階から着手しようという企業も現れています。

これは、新卒の社員が実際に学校へ出向き、技術系の授業を行うことで、子供たちに工学への興味を湧かせることを目的としているのです。授業を通して子供たちが自社の事業に興味を持ってくれれば、将来の人材を育成していることにもなりますし、もちろん、新人社員にとってのメリットも十分にあります。

そもそも自分が所属する企業の事業内容を把握し、どうやって製品を作り上げているのかを理解することは、製造や営業の仕事をするにあたって欠かせない観点です。自分の学びを誰かに教えることで理解力が高まるという側面もあります。その意味でこうした取り組みは、現在と未来を見据えたものと言えるでしょう。

街を散歩して道を理解しよう!

街なかをウォーキングするだけの研修を行っている会社も存在します。一体どんな業種の企業が行っているかと言えば、タクシー会社です。タクシー運転手は土地勘に優れていなければいけません。日ごろ車で表通りを走っているだけでは気づかない裏道なども、歩けば見つけることができます。

もちろんただ歩くだけではおもしろみがありません。ウォーキングコースをいかに作るかということは、新人社員の裁量に任されています。観光名所を盛り込んだコースを考え、自分にとって興味のあるスポットを盛り込んでも問題ありません。このように新人社員に自由を与えることで、企画力を身に付けることができるのです。

当日は、そのウォーキングコースを複数人が一組になって歩きます。誰かと一緒に歩き続ければ、その間に会話も弾むでしょう。何より同じ行動をしているという意識が生まれることで、社員の間に信頼関係を築くことにもつながります。

座禅を通して精神鍛錬!

近年ではお寺で座禅を組むことで精神を鍛える取り組みが流行しています。何かとストレスが多い社会にあって、静かな場所で集中できる時間を過ごすことは大切なことです。そうした世の中の流れを受けて、社員にも体験してもらおうという企業もあります。

その企業は新卒の社員をお寺に住み込ませ、精神を鍛えることを目的としているのです。もっとも、お寺に住み込みといっても、厳しい修行を行うという意味ではありません。住職さんの講話を聴き、座禅を組むことはありますが、肉体的に辛い修業はほとんどしないのです。

住み込みをしている間は、社員同士が一緒の時間を過ごすことになります。こうして寝食をともにし、同じ時間を過ごすことによって絆が生まれることになるでしょう。何より座禅を始めとした精神統一の時間を持つことで、仕事に対する集中力が育まれることになります。

現地の最新技術を体感!

近年はグローバル社会と言われるようになり、企業の業務内容も国際化が求められるようになりました。また、それに合わせて研修も海外で行う企業が増えてきています。

たとえばIT系の企業では本場であるシリコンバレーやサンフランシスコに赴き、新人社員たちに最新の技術に基づいた業務を行っている様子を間近で体験させているのです。何よりこうした取り組みを行うことは、社員のモチベーション向上に役に立つでしょう。

自分の仕事を発展させればこういうところに行きつくのだ、という目標を可視化し設定することで、スキル向上への意欲が芽生えるようになります。また、英語を使ってコミュニケーションをすることで語学力向上も見込めるという側面も見逃せません。



pagetop