実行力とは?目標達成のために計画的に行動する人材を目指すポイント

2021年6月1日(火)

2023年10月27日(金)

実行力とは?目標達成のために計画的に行動する人材を目指すポイント

仕事で高いパフォーマンスを発揮するには、さまざまな能力が必要です。行動する力、計画する力、継続して取り組む力――これらを兼ね備えたものは「実行力」と呼ばれます。実行力がある人は、目標へ向けて計画を立て、最後までやり遂げられます。だからこそ、仕事で成果につなげられるのです。実行力は、社会人基礎力として身につけておくべき能力の一つです。ここでは、そんな実行力の意味やなぜ必要かについて解説します。

  • 「実行力」とは、「行動力」「計画力」「遂行力」を兼ね備えた総合的な力のこと
  • 責任感や持続力など最後までやり抜く姿勢、適切な目標設定と計画性など論理的思考の両方が必要
  • 自己分析のうえで適切な目標設定と開示をすること、他人に学ぶ姿勢で身につけられる
  • 社員研修を受けることも有力な選択肢となる

実行力を持っている人の特徴や、実行力を身に付けるポイントについても触れるので、ぜひ参考にしてみてください。

実行力の意味と重要性

実行力とは?

「実行力」を定義すると、目標へ向けて計画を立てて、最後までやり遂げる力のことだと言えます。ビジネスシーンでは、基本的にどのような場面においても、自分の仕事へ取り組み、そして責任をもって遂行することが大事です。実行力は、仕事への取り組み方の基本を支える部分といえるでしょう。

そんな実行力とよく似た言葉として「行動力」が挙げられます。一見すると、どちらも同じような意味合いの言葉に見えますが、イコールではありません。行動力とは積極的に行動へ移す力のことを指します。この行動力に、「計画力」や「物事をやり遂げる力」を合わせたのが実行力です。より幅広いスキルが含まれる点が、実行力と行動力の違いといえます。実行力を身に付けるには、社会人としての経験を積むのが有効だと考えられています。

実行力が必要な理由

なぜ、社会人に実行力が求められるのでしょうか。その理由は、実行力が目標達成へ向けて仕事を推進するうえで不可欠なスキルだからです。

実行力の一要素である「計画力」には、目標の実現へ向けて最適な段取りを行うという意味合いがあります。期日までに仕事を完遂するには、見切り発車で取り組むのでなく、現実的なスケジュールを立てて物事を進めなければなりません。

一方で、成果につなげるには、事前に立てた計画を実現する力も必要です。どんなに良い計画を立てても、行動に移して挑戦しなかったり、途中で諦めてしまったりすれば、大きな結果は得られないでしょう。「行動力」「計画力」「遂行力」を兼ね備えた実行力は、一人前の社会人になくてはならない能力です。リーダーや管理職としてマネジメントに関わるなど、リーダーシップが必要とされる場合はなおさらです。

実行力を持っている人の特徴

責任感がある

実行力がある人には、組織における自分の役割を自覚して、やるべきことを最後まで成し遂げる「責任感」があります。責任感が強い人は、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で問題を発見したり改善へ向けて取り組んだりと、積極性・主体性を持って行動できるのが特徴です。また、たとえ困難な状況に置かれたとしても、自分の仕事に責任を持ち、途中で投げ出しません。目の前にある課題解決のために、具体策を導き出そうとします。

適切に目標設定ができる

実行力がある人は、目標設定を得意としています。現状の把握・分析に長けているからこそ、現実的に達成の見込みがある目標を設定できるのです。成果につなげるには、目標は高すぎても低すぎてもいけません。高すぎる目標は非現実的で、低すぎる目標は簡単にクリアできてしまい、どちらもモチベーション向上につながらないためです。自身の可能性を引き出し、パフォーマンスを高められるよう、難易度の見極めが重要といえます。

計画性がある

実行力がある人には計画性も備わっています。目標達成に必要な項目を論理的に導き出し、ゴールへ向けたロードマップを立案できるのが特徴です。全体像を捉えたうえで仕事のフローを組み立てることや、進捗管理などの考え方が身についています。そのため、タスクの洗い出し、組織体制の構築、取引先との調整なども進んで行います。こうした能力の高い人が組織にいれば、プロジェクトをスムーズに運営しやすくなるでしょう。

継続できる

実行力がある人は、自分の仕事に取り組み続けるねばり強さを持ち合わせています。目標を達成するには、適切な計画を立てたうえで、根気よく継続する必要があります。失敗を恐れずに挑戦し、今取り組むべきことに尽力し続けられる集中力があるのが特徴です。また、物事を習慣化させるのを得意とする人もいます。その一方で、ただがむしゃらに続けるばかりではなく、定期的に課題やタスクの優先順位を確認し、成果につなげる戦略的思考力が強い傾向にあります。

実行力を身につけるためのポイント

初めに自己分析を行う

一概に「実行力を身につける」と言っても、まずは客観的な視点で自己分析ができていなければいけません。「自分の長所と短所は何なのか」、「自分の強みや弱みは何か」という自己分析をまとめることで、「自分自身、何をさらに伸ばすか、何を鍛えるべきか」という目標が見つかります。そうすることで、ご自身の人間力に厚みがつき、やがて実行力を高めることができます。

短期的な目標を設定する

長期目標を計画的に達成するには、まずは大きな目標を達成するまでの過程を細分化して、中期~短期目標を戦略的に設定することが大切です。たとえば、「年間売上○○万円を達成する」という目標を立てるなら、半年で達成するべき金額や、ひと月で達成するべき金額を明確にします。最終的な目標から逆算して、期日までに小さな目標を一つひとつ達成してください。日々の行動の積み重ねが推進力となり、最終的に大きな目標の達成につながります。そうして実行力を高めることができます。

自分の目標を公言する

具体的な目標を立てたものの、継続するモチベーションが湧かなくてお悩みなら、あえて自分の目標を公言してみるのもひとつの手です。公言することであえて周囲の目を集めて、自身に適度なプレッシャーを与えられる可能性があります。意識を変えたいときに有効なテクニックです。場合によっては、身の回りの方から応援してもらえたり、サポートを受けられたりすることも。有言実行を目指して積極的な行動が期待できます。

ハイパフォーマーの仕事を参考にする

社内に実行力のあるハイパフォーマーがいれば、お手本として仕事の進め方の参考にしてみてはいかがでしょうか。実行力の伸ばし方のヒントが得られるかもしれません。その人が周囲に対してどのように仕事を連携しているか、どのように目標を管理しているか、模倣できる部分があれば取り入れると良いでしょう。

なお、相手の方が自分の上司や先輩といった相談しやすい立場にあるならば、本人に時間を作ってもらい、詳しく話を聞いたり質問したりするのもおすすめです。生まれつきの性格の違いとして片付けず、行動に現れる考え方にフォーカスしましょう。

実行力を身に付けるなら社員研修の受講も検討を!

ここまで、実行力の意味や重要性に加えて、実行力を持っている人の特徴や、実行力を身につけるポイントをお伝えしました。適切な目標を設定し、最後まで取り組み続けて達成する力は、すべてのビジネスパーソンに求められるスキルと言っていいでしょう。そんな実行力を身につけるには、上記でご紹介した方法のほかに、社員研修やセミナーを受講する選択肢があります。

多くの社員研修サービスでは、実行力やその一要素である「行動力」「計画力」「遂行力」をトレーニングするプログラムが提供されています。実行力のように社員が独学で身につけるのが難しいスキルを、プロ講師のもとで体系的かつ実践的に学べるのが、社員研修サービスを利用するメリットです。

数多くの企業の人材育成を担う社員研修サービスには、社会人を成長させるノウハウが蓄積されています。会社が自力で研修プログラムを用意するケースと比べて、人事部門の業務負担を抑えやすく、かつ対象者には高品質な学びの場をご利用いただけます。

実行力をはじめ、職位や職種に応じて求められる能力を身につけさせるなら、ぜひ社員教育研究所へご相談ください。社員教育研究所には、新入社員・中堅社員・管理職といった職位ごとに、社会人に必須のスキルをトレーニングするプログラムがございます。実行力のある人材を増やすために、ぜひ社員研修の導入をご検討ください。



この記事の監修者

株式会社 社員教育研究所 編集部

株式会社社員教育研究所 編集部

1967年に設立した老舗の社員研修会社。自社で研修施設も保有し、新入社員から経営者まで50年以上教育を行ってきた実績がある。30万以上の修了生を輩出している管理者養成基礎コースは2021年3月に1000期を迎え、今もなお愛され続けている。この他にも様々なお客様からのご要望にお応えできるよう、オンライン研修やカスタマイズ研修、英会話、子供の教育など様々な形で研修を展開している。

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