組織力を強化するには?チームワークが企業の成長を加速させる鍵

カテゴリ:チームビルディング

2021年7月6日(火)

組織力を強化するには?チームワークが企業の成長を加速させる鍵

ビジネスシーンの組織づくりにおいて提示される、「組織力」というキーワード。チームで協力して高い成果をあげる土壌を作れば、結果として企業の利益を向上させられる可能性があります。そこで重要な役割を担うのは、組織を率いるリーダーです。こちらでは、組織力を強化する重要性や、組織強化の方法について解説します。人事部門のご担当者様は、ぜひ組織づくりや人材育成にお役立てください。

組織力を強化する重要性

●組織力とは?

組織力とは、組織のメンバーが団結して活躍することで発揮される力のことです。一人ひとりの社員が集団における役割を理解し、一つの方向性へ向かって能力を発揮すれば、必然的に組織全体の力が大きくなります。チームが一丸となって個々の力が掛け合わされると、1人ずつ別々に取り組む場合よりも、さらに大きな力が発揮されるのです。

●組織力を強化する重要性

組織力を強化すると、社員の能力がエンパワーメントされ、企業の成長スピードを速められるのがメリットです。組織にまとまりが生まれ、全員が目指すベクトルを合わせられます。社員の連携が深まれば、業務の無駄が省かれて、生産性を高められるでしょう。さらには、従業員のエンゲージメントが高まり、職場への帰属意識や愛着が生まれるのも重要なポイントです。チームメンバーが高いモチベーションを維持した状態で、適材適所で活躍する働き方が実現されます。

組織力を強化する方法

●経営層のビジョン・戦略を社内に伝える

企業が向かう方向性を経営層の言葉で伝え、社内の一体感を高めましょう。朝礼のほか、四半期・半期ごとに全体集会を実施し、経営者と交流する機会を設ける方法もあります。また、社内報で定期的にトップメッセージを伝える施策も有効です。

●組織設計の原則を重視する

組織設計には、基本となる5原則があります。以下でご紹介するのは、アメリカの経営学者アルフレッド・D・チャンドラーによって唱えられ、組織設計で重視されている考え方です。自社の組織変革で活用しましょう。

*専門化の原則…分業によって専門性や効率を高める。
*命令統一性の原則…特定の上司から命令を受ける体制を構築する。
*統制範囲の原則…上司は管理可能な人数の部下を従える。
*権限責任一致の原則…メンバーには権限と同等の責任を負わせる
*権限の原則…上司が委譲可能な業務は部下に任せる。

●社員の適性を押さえて人員配置をする

リーダーは各社員のスキルや得意とする仕事を把握し、本人に適した仕事を振り分けましょう。自分の強みを発揮できる機会を与えられると、社員のモチベーションが向上し、成果をあげられる可能性があります。このとき、日頃からコミュニケーションを活発にして、お互いに信頼関係を構築しておくことも大切です。

●自発的な思考・行動を促す

上司からの指示を待たずに、自ら考え行動に移せる社員が増えると、組織力が強化されます。自律した人材は、課題に対して率先して解決策を考え、積極的に行動します。そこでは、社員がチームにおける自分の役割や、責任について理解していることが重要です。組織が掲げる目標を共有し、個人の役割を明確化して、自ら動ける体制を作れると効果的です。

●社員がサポートし合える風土を作る

メンバーがミスや失敗をしたとき、責めたり批判したりするのではなく、改善へ向けたサポートができる企業風土を作りましょう。もちろん、立場に応じた責任を負うことも必要ですが、個人を追及しすぎるのはリスク管理の観点でも好ましくありません。場合によっては、ミスや失敗を隠して虚偽の報告をするケースが増加するなど、トラブルにつながるおそれがあります。組織内に助け合いの精神を浸透させられると理想的です。

●研修でマネジメントスキルを高める

組織づくりについて集中的に学ぶ機会を設けて、管理職のマネジメントスキルを高める方法もあります。研修を通して理想とする組織の姿を知れば、自部署の課題を把握できるようになります。働き慣れた現場を離れて自らに不足するスキルを知り、実践的な能力の習得に励める環境が整っているのは、研修ならではのメリットです。適切な目標設定の方法や、問題解決スキル、判断力など、組織のリーダーに求められる力を身に付けましょう。

組織力強化に必要なスキルが身に付く研修

●ミドルマネジメントセミナーMMS コンセプチュアルスキルコース
・プログラムの特徴

目標達成のポイントや管理方法について学ぶ、中間管理職向けの研修プログラムです。部下に目標を意識させる仕掛けづくりといった、実践的なスキルに磨きをかけられます。論理的に原因を突き止める力や、当事者意識を醸成して改善に取り組む姿勢など、組織の問題を発見・解決する力が身に付くカリキュラムです。知識の習得と意識の改善、双方を実現します。

参加者の感想
「隔週1度の研修が自分には合っていました」(製造業 45歳男性)
業務が忙しく、2日以上業務から離れることができない立場の私にとって、隔週1回の通学研修はぴったりでした。特に部下とのコミュニケーションの問題点をじっくり考え、文字にして、2週間の短期目標を作成する。それをチェックし、新しい課題を見つけ、対策を考える。この繰り返しにより、研修内容をすぐに現場に反映させることができました。「何が問題なのか」を具体的に考える習慣が身についたことが一番でした。
「部下との接し方がよくわかりました」(印刷営業 36歳男性)
研修を受けるまでは、係長として意識して部下に声を掛けるということはありませんでした。当たり前の業務の指示と、日報の確認。この繰り返しでした。また、「管理者とは何をすればよいか」というのも先輩の姿を見て、見よう見まねでやってきましたが、研修を受けて「管理者とは何をすべてきか」が理解できました。その結果、部下に声を掛けるときも、「どう声を掛ければよいか」と話す前に一歩踏みとどまって考えて話すようになりました。
「部下が積極的になりました」(IT業 38歳女性)
特に意識しなかった部下への指導や注意でしたが、この研修を受けて「なぜ指導するのか」という本来の意味と「どのように注意すべきか」という手段を教えていただきました。部下に対して感情に走ることなく、具体的に、そして簡潔明瞭に注意することで部下の雰囲気が変わってきました。そして、一番足りなかったのが「誉め」でした。誉めているつもりになっているだけで、実際に届いていないことも気付きました。とにかく回数、誉めることを意識だけで部下に積極性が表れてきました。
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●管理者養成基礎コース
・プログラムの特徴

管理職としての意識改革を行い、理想的な組織のリーダーを育成する研修プログラムです。過去に数多くの管理者を訓練した実績を持つ、社員教育研究所ならではのノウハウが詰まっています。13日間の集中合宿を通して、組織運営に必須のマネジメント力を徹底強化。自らの問題点と向き合い続け、管理者として相応しい考え方や行動力が身に付きます。ビジネスにおける礼儀の重要性や、現場での実践方法を学ぶ研修プログラムです。挨拶やシチュエーションに適した言葉遣いに始まり、服装・身だしなみ・席順などの基礎をトレーニングします。また、積極的なコミュニケーションを取るために、行動力を体得させるのも特徴です。消極的で遠慮しがちな姿勢を克服し、質問に即答する力を身に付けさせます。

参加者の感想
「私が真の管理者だ」(運送業 53歳女性)
私は慣れるということに甘んじていました。初心を忘れていました。それは、新しいことにチャレンジする芽も潰していたということです。また、それは仕事の精度も低めていました。私はこの自分のマイナスを、富士宮の山に置いて帰ります。
「部下との接し方がよくわかりました」(情報通信業 52歳女性)
私は自分が他の人より優れた点があって管理者になったと思っていましたが、この訓練に来て管理者として当然身についていなければならない基本が、いかに身に付いていないか身に染みてわかりました。キチンとした挨拶・時間管理・ルールや礼儀を守ること、新人にも教えるような事ですが他の範となるレベルまで実践できて初めて管理者と言えるのだということは、この訓練に来なかったら腑に落ちてこなかったと思います。
「理想の上司像のトップに挙げてくれるようになります」(製造業 41歳男性)
会社へ持ち帰って実践していく考え方や言動の方法も学びました。営業所長として個の力のみに頼ることなく、所員の指導・育成を通して全体のパワーを強化していきます。そのために私の姿を見せていきます。その姿とは、今回の訓練で学び、習得したものを全面に表現している姿です。
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「「組織力を強化しチームの成長を目指しましょう」

今回は、組織力を強化する重要性や、組織強化の方法について解説しました。組織改善におけるリーダーの役割は大きく、メンバーを目指すべき方向へ導く必要があります。そのため、まずはマネジメント層を対象とした研修を実施し、管理職から組織に変革をもたらすのも改善策の一つです。企業の人事部門のご担当者様は、お伝えしたポイントを参考に、組織力を強化する施策を導入してはいかがでしょうか。



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